内海町のことが記された書籍の情報をまとめていきます。
内海町史
2003年発行(ぎょうせい)
瀬戸内海離島社会の変容―「産業の時間」と「むらの時間」のコンフリクト
武田尚子 2010年 御茶の水書房
戦後の瀬戸内「海の道」の再編にしたがって、マニラ移民送出の離島が変容してゆく過程を、階層分解に焦点をあて、解き明かす。近現代の「海の労働」の変化と、集落間のタイムラグ。島に起きた「産業の時間」と「むらの時間」のコンフリクトを通して、昭和期の「海」と「島」を舞台に、重層的な時間構造、空間構造のなかで生きる人々を浮き彫りにする。(「BOOK」データベースより)
「海の道」の三〇〇年—近現代日本の縮図 瀬戸内海
武田尚子 2011年 河出書房新社
古来、日本の政治・経済・文化と深く関わり、歴史的蓄積が厚い「海の道」瀬戸内海。漁業、交易、エネルギー輸送…人とモノが活発に行き交い、時代とともに多様な産業が折り重なってゆくその歩みは、まさに日本の近代史・昭和史の縮図と言える。瀬戸内の主要航路に面したある小さな島にスポットをあて、内海での鯛網漁から、西海捕鯨へ、マニラ湾へ、南氷洋捕鯨へと拡がった海の労働の世界、海運・造船業の成長にともなう「海の道」の再編成に揺れる地域社会の姿も活写。丹念なフィールドワークの成果が随所に光る画期作である。(「BOOK」データベースより)
マニラへ渡った瀬戸内漁民―移民送出母村の変容
武田尚子 2002年 御茶の水書房
明治期から昭和戦前期の四十数年間にわたって、マニラへ漁業移民を送出した母村の社会構造の変容過程を実証的に分析。階層構造の変動と、母村の空間構成や文化体系の再編成の過程が連関している様相を緻密に解き明かす。(「BOOK」データベースより)
日本の村・海をひらいた人々
宮本常一 1995年 筑摩書房
日本全国を歩きめぐり、実際に自分の目で見て、そこに暮らす人々に話を聞いて調査した民俗学者、宮本常一。彼が日本の村と海、それぞれに暮らす名もなき人々の、生活の知恵と暮らしの工夫をまとめた、貴重な記録。フィールドワークの原点がここにある。(「BOOK」データベースより)
※西海捕鯨と田島のことが綴られている箇所があります。
私の日本地図 6(瀬戸内海II 芸予の海)
宮本常一 2011年(再販) 未来社
※田島横島についての記述があります。
やまあみ─郷土史への模索─
2013年(続編) 宮野規雄 自費出版
横島の方言と習作
神原正孝 1972年 自費出版
横島の年中行事
神原正孝 昭和59年
俳句とエッセイ
神原正孝 1995年 自費出版
沼隈郡田島村志『吉備高島宮記』
兼田明逸 大正12年 先憂會出版部
吉備高島宮記
兼田明逸 大正4年 大正會
内海町の文化財(第1号〜第9号)
内海町教育委員会 1993年〜2002年
内海町時代に教育委員会がまとめた内海町の文化財に関する冊子。
第1号 内海町の文化財
第2号 古文書特集
第3号 木造船製作工程の実見記録
第4号 民具特集
第5号 内海町の石造物
第6号 年中行事
第7号 古文書特集・其の二
第8号 西海捕鯨で活躍した内海町(備後田嶋)の先人たち
第9号 学校教育の歩み
ふるさとをつなぐ 「うしお祭」シナリオ集1〜4
福山市立内浦小学校
内浦小学校で長く続いている文化祭のオリジナル劇のシナリオ集。第8回〜第38回のシナリオが掲載されている。
おばあちゃんとおやつ
産業編集センター 2017年
横島のおばあちゃんがつくる、ところてんのレシピが紹介されています。